2017年4月15日土曜日

BMW E90 320i ATF&ストレーナー交換

BMWの320i、E90と言われるモデルのATF交換です。

ATF交換するならついでにストレーナーも交換しようよの一言でストレーナーの交換も決定。
現車を確認することなく、車検証の情報で注文。
プラスチックのオイルパンだったらストレーナーだけ交換できたかな??なんて思いながら、オイルパンガスケット、ストレーナー、ATF漏れの定番のハーネススリーブが届いたので、お預かりして作業です。
ミッションの後ろ側のドレンとフィラーを外して、オイルを抜き、オイルパンを外します。
ここまではたいした作業じゃないですね。
ストレーナーはハマってるだけなので、引っ張れば外れます。


あ、オイルパンは鉄でした。
E90の後期型は鉄のオイルパンに変わったんですかね?



走行7万キロ弱だったのですが、結構汚れてました。
ATF替えるついでに交換して正解でしたね。



ストレーナーのシールリングをミッションから抜いて、新品を入れます。
抜いたり入れたりするのは少しコツが必要ですね。
オイルシールと同じように再使用はすることないので、ミッション側に傷をつけないように壊して外します。
入れる時は、外径が同じソケットなどを当てて、優しくまっすぐ叩き入れればOKです。

ストレーナーは、奥までちゃんと入れないと、オイルパンがミッションに付きません。




オイルパンをきれいに洗浄して取り付け、フィラープラグを外してATF注入します。

このモデル、ATFのレベルゲージがありませんが、ある程度の温度でフィラーからあふれさせて抜けなくなったところが適量なので、楽です。
最近の国産車でもこの方式採用されることが増えてきてますが、わかってれば、いちいちレベルゲージを何度も抜き差ししなくていいので、好きです。

ドイツ車は結構前からこの方式採用してますね。



BMWのATFのレベル調整方法、ネット上には諸説ありますが、オイルパンに丁寧にステッカーで貼ってあります。
「OIL FILLING TEMP 30° TO 50℃」
私の英語力でもわかるレベルです。
30~50℃の時に調整です。
トヨタとかは40~45℃だったと思うので、それに比べればざっくりしてて、作業する方は楽です(笑)

アイドリングでシフトレバーをゆっくり動かして、Pに戻してからエンジンかけたままフィラープラグ外して抜き取ります。
出てこないようならオイルを追加注入です。

USE ONLY BMW OIL、BMW純正オイルだけ使えと書いてありますが、オイルの品番から対応してるワコーズのsafety-sを使いました。



交換後は変速ショックがなくなり、スムーズになって、ストレーナーまで交換して正解でした。

物理的に全量交換は不可能なので、数千キロ走行後にもう一度交換予定です。

今回は、ドレンから排出、ドレンから抜け切れずオイルパンに残って分、ストレーナーに貯まってた分と合わせて約4.5リットル抜けました。

0 件のコメント:

コメントを投稿