BMWの320i、E90と言われるモデルのATF交換です。
ATF交換するならついでにストレーナーも交換しようよの一言でストレーナーの交換も決定。
現車を確認することなく、車検証の情報で注文。
プラスチックのオイルパンだったらストレーナーだけ交換できたかな??なんて思いながら、オイルパンガスケット、ストレーナー、ATF漏れの定番のハーネススリーブが届いたので、お預かりして作業です。
ミッションの後ろ側のドレンとフィラーを外して、オイルを抜き、オイルパンを外します。
ここまではたいした作業じゃないですね。
ストレーナーはハマってるだけなので、引っ張れば外れます。
あ、オイルパンは鉄でした。
E90の後期型は鉄のオイルパンに変わったんですかね?
走行7万キロ弱だったのですが、結構汚れてました。
ATF替えるついでに交換して正解でしたね。
ストレーナーのシールリングをミッションから抜いて、新品を入れます。
抜いたり入れたりするのは少しコツが必要ですね。
オイルシールと同じように再使用はすることないので、ミッション側に傷をつけないように壊して外します。
入れる時は、外径が同じソケットなどを当てて、優しくまっすぐ叩き入れればOKです。
ストレーナーは、奥までちゃんと入れないと、オイルパンがミッションに付きません。
オイルパンをきれいに洗浄して取り付け、フィラープラグを外してATF注入します。
このモデル、ATFのレベルゲージがありませんが、ある程度の温度でフィラーからあふれさせて抜けなくなったところが適量なので、楽です。
最近の国産車でもこの方式採用されることが増えてきてますが、わかってれば、いちいちレベルゲージを何度も抜き差ししなくていいので、好きです。
ドイツ車は結構前からこの方式採用してますね。
BMWのATFのレベル調整方法、ネット上には諸説ありますが、オイルパンに丁寧にステッカーで貼ってあります。
「OIL FILLING TEMP 30° TO 50℃」
私の英語力でもわかるレベルです。
30~50℃の時に調整です。
トヨタとかは40~45℃だったと思うので、それに比べればざっくりしてて、作業する方は楽です(笑)
アイドリングでシフトレバーをゆっくり動かして、Pに戻してからエンジンかけたままフィラープラグ外して抜き取ります。
出てこないようならオイルを追加注入です。
USE ONLY BMW OIL、BMW純正オイルだけ使えと書いてありますが、オイルの品番から対応してるワコーズのsafety-sを使いました。
交換後は変速ショックがなくなり、スムーズになって、ストレーナーまで交換して正解でした。
物理的に全量交換は不可能なので、数千キロ走行後にもう一度交換予定です。
今回は、ドレンから排出、ドレンから抜け切れずオイルパンに残って分、ストレーナーに貯まってた分と合わせて約4.5リットル抜けました。
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