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2018年4月6日金曜日

200系ハイエース4WD フロントハブベアリング交換

走行中というか動いたら異音がするとのことで入庫のハイエース、試運転しなくても敷地内の移動でバキバキガコガコ音がします。
点検したら、フロントのハブベアリングがガタガタでした。
フロントタイヤを回すとゴロゴロというかガリガリっていう感じです。

結構錆びてる車だったので、部品を注文してたら入荷が次の日になるとのことだったので、ドライブシャフトを外し、キャリパーを外し、ハブベアリングを固定してるボルト4本を緩めて、隙間から浸透剤をこれでもかってくらい吹きかけて、帰る前にも吹きかけて一晩放置しました。

毎回、ナックルからハブを外すのにかなりの体力を使うので、浸透剤吹きかけてから時間を置きたいんですよね。
働く車なので、納期が厳しいことが多いので、なかなかこうやって時間を使えないんですよね。

今回使用した浸透剤はこれです。



少し高いですが、ここぞという時に発揮してくれる・・・ような気がします(笑)
ブレーキ周りに付いたら、パーツクリーナーじゃ落ちないので、ヤスリで削り取ることが必要なんです。
そういうのも効いてるような気になるんですよね(笑)



ナックルは車に残したままハブだけ外します。


ボルト6本外して、ブレーキローターを外してからが本編です。



プーラーでハブを抜きます。


ハブが押し出されてくと安心します。



今回は、ハブをぬく過程で、ベアリングのローラーがバラバラと外れてきました。



ハブに残ったインナーレースはサンダーで切り込みを入れてマイナスドライバーを叩きこばクラックが入って簡単に抜けてきます。

あとは、新品のベアリングや、ABSのローター、リテーナーをプレスで圧入したら、ハブにローターを付けて、ハブをナックルに戻してドライブシャフトを付ければ終了です。

この作業の大半はナックルからハブを分離させることとベアリングからハブを抜くことなんですよね・・・。


そして、数日前にも同じ作業。
この時もガタがひどかったのですが、ベアリングからハブが抜けませんでした。
加熱しても何してもダメ。
プーラーを壊す前に別な方法を考えます。



ベアリングのアウターレースとインナーレースの一部を削り落とし、ローラーを強引に抜き取ります。
これでハブをプーラーで抜き取ります。






アウター側のベアリングがそのままハブに残り、ベアリングのアウターレースにインナーのベアリングのインナーレースが引っかかって、アウターのインナーレースだけ抜けました。
アウターとインナーと言葉が何度も出てきてわかりづらいですね(笑)



ハブに残ったベアリングは、リテーナーを壊して、ローラーを外してインナーレースだけにして、サンダーで切り込みを入れて外します。




かなりの時間と体力を使いました。

ハブベアリング交換時はハブも同時交換で提案すればこの作業は省略できるのですが、そうもいかないんですよね・・・。

2018年3月3日土曜日

EKワゴン ハブベアリング交換

初代EKワゴンのお客さまが異音がするということで来店。
少し動いただけでバキバキガコガコ、ただ者じゃないような音を奏でてます。

ジャッキアップして確認。
こんなに動くんだ?!ってくらいのフロントハブベアリングのガタ。
ドライブシャフト折れなくてよかったねってレベル。
緊急入院となりました。

とりあえず、ナックルを外しにかかります。

北国の車のABSのセンサーのほとんどは錆のせいでナックルから外すには壊す覚悟がないと外れないことが多いので、無理をせず、センサーをナックルに残したままフェンダーライナーをめくってカプラーを外します。

そして、タイロッドエンド、キャリパーブラケット、ブレーキローター、ハブのロックナットとハブなどを外して、ロアアームのボールジョイントのボルトナットを外して、ナックルの切り欠きにマイナスドライバーを叩き込み広げて、浸透剤を吹きかけ外す準備をします。
ショックの取り付けのボルトナットを2つ外したら、ナックルを上に持ち上げてボールジョイントから抜いてナックルを外します。



ガタが酷すぎて、ベアリングのボールが散乱しました(笑)

三菱のこのタイプの軽自動車、ハブベアリングのインナーレースがドライブシャフトに残るんですよね・・・。

ガタがひどかった方はマイナスドライバー叩き込んですんなり外れてくれたのですが、これはかなりレアケースで、そんな簡単に外れません。

ガタの少なかった反対側はインナレースがすんなり外れませんでしたのでプーラー使って外します。





外れました。



ハブベアリングは、ナックルにボルト4本で固定されてますので、プレスなど使わずに外せます。

新品のハブベアリングをナックルに取り付けたら、ナックルを取り付けます。


が、圧入しなくてはいけないので、このままだとどうやって頑張ってもハブを取り付けられないので、外したベアリングのインナーレースとロックナットを使って呼び込んで圧入します。


ある程度呼び込んだら、ナットを外して、ハブを取り付けて、また締め付けます。


そして、またナットを外し、新品のロックナットを使って締め付けます。

後々のトラブル防止のため、カシメ系のロックナットは再使用せずに交換しましょう。
そんなに高い部品ではないので・・・。



反対側も同様に作業してハブベアリング交換します。




外した部品を元どおりに組み付けて完成です。

ガタもなくなり、センサー異常と出てたABSの警告灯も無事消灯して、修理終了です。

正規のやり方はわかりませんが、この方法だとプレスを一切使用せずにハブベアリング交換が可能な数少ない車種ですよね。


2018年2月12日月曜日

デリカスペースギア ステアリングラック交換

車検で入庫のデリカスペースギア、ステアリングラックからのオイル漏れしてました。
前回の車検時もオイル漏れしてたのですが、オルタネーターやらウォーターポンプやら修理しないと走行にさしつかえる所の修理があって、パワステオイル漏れの修理まですると予算オーバーで見送ってた個所です。
最近ひどくなってきて、オイル交換のたびにパワステオイル補充してたので、今回は交換します。

パッと見、ボルト類は全部見えてアクセスしやすそうだったので、軽く考えて作業開始。

ステアリングシャフトのジョイントが錆びてなかなか抜けませんでした。
レバー入れてハンマーで叩き抜き、油圧パイプを外し、ボルトを抜いて、ステアリングラックがフリーになったけど、あれ?抜けなくない?って感じ。

ステアリングラックを助手席側へずらして、あと数センチでメンバーかわしてってところで、オイルパンとフロントデフに干渉して抜けません。
悪あがきでタイロッドエンド外しますが、後少しなんです。
FRならフロントデフがないので、すんなり抜けるのかも知れません。

これはフロントデフ下ろさないとダメなのか?って思いましたが、フロントデフの前側のマウント2カ所のボルト外して、下げたらギリギリ外れました。





交換するリビルト品と並べて同じものか確認して記念撮影(笑)


外した逆の手順で無理やり気味に入れます。

外したボルトの数も多くないので、ここまで来ちゃえばあっさり終わります。
タイロッドエンドをつけ、パワステオイルを入れてエア抜きをし、最後にアライメント調整して終了です。

下調べなく、資料も取り寄せることなく始めて、抜けて来なくてネットで検索したけど、ブーツ交換ばかりヒットして、ブーツ交換とかネットで検索しなくてもできるけどって思ったひねくれ者でした(笑)




2017年9月11日月曜日

オデッセイ ハブボルト交換

ホンダ車って今も昔もハブボルトが車載上で抜けない車が多いですよね。
ナックルとハブが近すぎるというか、ハブボルト抜く用の逃げを作ってないというか・・・。

基本はナックルを外し、ハブを抜いて、ハブボルト交換です。

車載のままハブにスライディングハンマーをかけて、少し引っ張り出してハブボルトが抜けるスペースを作りボルトを打ちかえ、ハブのセンターナットを締めることで強引にハブを挿入して、ハブ抜かなくてもハブボルトの交換ができると言い張る荒っぽいメカニックもかなりの数存在することも事実です。
そんな交換しては、ハブベアリングに不具合が出たり寿命が縮むと考えます。

なので、一部を除きホンダ車のハブベアリング交換は基本ハブベアリング交換が同時作業となります。
(リヤドラムの車やインナーシューのサイドブレーキのリヤはほとんど車載のまま交換できます)

今回はRB系のオデッセイのフロントなので、問答無用でナックルを外します。

キャリパー、ローター、ABSセンサーのカプラーを外します。
ABSセンサーは北国を走行してる車のほとんどが錆でナックルから抜くのはセンサーを破壊するつもりで挑まないといけないので、今回もボルトを外して抜けるなら抜いてみようと思いましたが少し力をかけてもピクリとも動かなかったので、危険な賭けはせずに、エンジンルーム側でカプラーを抜きます。
助手席側だとエアクリーナーボックスを外す必要があります。
ハブのロックナット、タイロッドエンド・アッパーアーム・ロアアームの3か所のボールジョイントをプーラーを使用したり横からハンマーで叩いたりして外せば、あっさり外れます。

たまにホンダ車は、ハブとドライブシャフトのスプラインで固着してて抜けないことありますよね。
ジョーカー引いた気分になります。
ドライブシャフトごとナックルを車から外して、プレスで一晩力を加えてもビクともしないので、そうなったら、そのまま車に戻すか、ナックルとドライブシャフトを交換するしかないんですよね。
この車は数か月前にドライブシャフトを脱着した実績があるので心配無用でした。


やはりハブボルトが抜けるスペースはないですね。
そのまま抜くとナックルにぶつかります。


ハブを抜きます。
この時に、ベアリングのインナーレースがハブに残ったまま抜けちゃいます。
ハブベアリングを交換しない場合、このまま圧入する場合もないわけじゃないですが、異音やガタの原因になるので、せっかくバラしたってことで、ベアリングは交換を勧めております。


プーラーの爪がベアリングのインナーレースに引っかからないので、サンダーでハブに切れ目を入れて、マイナスドライバーとハンマーでカーンと叩いて外します。
ハブをサンダーで傷つけないように気をつけて・・・。



スナップリングを外し、プレスを使いナックルからハブベアリングを抜いて、バラバラになってちょうど折り返し地点。



車載状態でハブボルトを交換するときはナットを使い締めこむことで圧入することが多いですが、締めむことでのボルトのネジ山へのダメージや圧入不足の可能性などを考えると、プレスで圧入した方が安心ですよね。


そして、ハブベアリング。
ABSのセンサー用のリングもかねて、シールが磁化されてます。


こうやって確認すると間違いないですね。
何も考えずに間違えて、完成後にABSの警告灯がつくことがたまにあったりします(笑)



よく見ると親切にパッケージに書いてありますね。
つい数か月前に間違えたホンダ純正は何も記載がなかったような気がしました。
見逃しただけかもしれませんが。
間違わないようにセンサー側だけにキャップしてあるメーカーもありました。



向きを間違わないように何度も確認して、圧入してスナップリングで固定。


ハブボルトを入れ替えたハブをハブベアリングに圧入して、ナックルを元に戻せば終了です。

念のため、少し試運転してABSの警告灯が点灯しないことを確認します(笑)



ホンダ車のブレーキローター、ハブにビスで固定されてるのですが、そのビスを外すときに、ドライバーの先端が折れました(笑)
そして、このサイズのドライバー、探したけどこの1本しかなくて、なんで?って思いながら、あまり使わないショックドライバーを引っ張り出してきてビスは外しました。
そして、なぜこのサイズのドライバーが他に持ってないのか思い出しました。
数年前、JA11のジムニーのドア交換をするのに、手持ちのこのサイズのドライバー全部折れたのにビス緩まなくて、たまたま来た工具屋さんからこれを買ったんだったってことを。

普通に使用してて折れたのは保証してくれるメーカーなのですが、数年前にちゃんと対応してくれなかったりとか色々あったので(今はちゃんとしてるようです)、使用期間を考えると元は取ってるので、同じような保証がある他社のものを購入しました。

2017年5月10日水曜日

セフィーロ4WD テンションロッドブッシュ交換

日産のFRベースのテンションロッドのブッシュ、オイルが封入されててますが、ブッシュがダメになると、オイリーな感じになりますよね。
そうなると、前後方向に動く量が無駄に増えるので、加減速でのトー変化が増えて、タイヤの変摩耗につながります。

90年代はテンションロッドブッシュ、ブッシュ単品の供給が純正部品であったと記憶してますが、テンションロッドAssyと価格差が少なくて、それなら圧入しないでAssy交換でいいんじゃね?ってなってました。
が、今回、テンションロッドのブッシュ単品で供給ナシでAssyのみとのことだったので、少し悩みました、左右交換したら部品代だけで3万円弱です。
予算があればピロテンションロッドへ交換もありですよね。
が、スポーツ走行をするわけでもなければ、北海道の冬道の融雪剤などでガタが発生しやすいピロボールの部品を取り付けるメリットもなければ、長さ調整式にすると、4輪アライメント調整しないと、キャスターの左右差で直進安定性に欠いたりするので、費用対効果は微妙ですよね。

ってことで、今回はニスモのブッシュを取り寄せました。
BNR32GT-R用の設定ですが、GTS-4にも使用可能とのことだったので、GTS-4とセフィーロの4WDはホイールベースが違うだけでシャシは同じとの認識だったので、イケると思ってました。
ブッシュが入荷し、車をお預かりし、テンションロッドを外し、何も考えずにテンションロッドブッシュをプレスで抜き取ってから動作が止まりました。

ブッシュはボロボロでしたが、

ブッシュの大きさが違う。


テンションロッドの品番を調べたら、A31の4WDとR32の4WDで品番違いました。

詰んだ、どうしよう?って思いましたが、冷静にノギスを取り出して計測します。
ブッシュの外径は同じ。ボルトが入る芯の長さも同じ。
イケると踏んで、長いブッシュを左右均等に入れれるように計測して、印をつけて
圧入します。




無事終了です。

いつもながらの適合車種に記載されてないけど、合うだろう的な見切り発車は少し自重しようと思った今日この頃でした。

2017年4月17日月曜日

200系ハイエース4WD ハブベアリング交換

200系のハイエースのハブベアリング交換です。
今回は、同業者さんからナックル持ち込みでの依頼でした。

北海道だとハイエースは4WD以外に見かけることが少ないので、99%は4WDです。
100系は4WDだとPCDが139の6穴、FRが114の5穴でホイールの選択肢が広くなるのでドレスアップ目的のFRも見かけましたが、200系になったらどちらも139の6穴ですね。

200系のハイエースのフロントハブ、ナックルを車輌側に残したまま、ハブだけ抜けるので、なんでナックルごと外してしまったんだろうと思いつつ作業します。

ナックルとハブを分離するには、パワーです。大ハンマーでたたきます。
ナックルとハブを固定してるボルトを抜いて叩くためのSSTも販売されてますが、購入しようか悩んでる段階なので、ネジピッチと太さの合う別なボルトをねじ込み叩きます。

車上でやると、力が逃げないので、すぐに抜けるのですが、ナックル単体だとなかなか大変です。



ナックル、ハブ、バックプレートと分離できました。


ブレーキローターを外し、ここからが大変なんです。

200系のハイエースのハブベアリングからハブを抜き取るのに、プーラー何個も破壊してます(笑)
今回も1つ破壊しました。

プレスで抜けるようにベアリングセパレーターが欲しかったので、札幌市内で在庫置いてるならここかなって思うホームセンターに行ってみたけど、大きいサイズは売ってませんでした。

これの大きいのが欲しかったんです。
小さいのはどこにでも売ってるのですが、ボルトの長さが300mm以上あるものが欲しいのですが、その辺に売ってないし、高いんですよね。

売ってないので、仕方なく、ゴツめなプーラー買いました。


正規の使い方ではないですが、センターボルトを高トルクで回せないので、万力に挟みます。
よい子は真似しないでください(笑)



抜けたんですが、アウター側が残っちゃいます。


対角線上に切り込みを入れて、ローラーを外してインナーレースだけにします。



ここからサンダーで切り込みを入れて、インナーレースを抜くのが定番なのですが、ベアリングのインナーレースとハブのフランジ面の距離がないので、確実にハブを傷つけてしまうので、削ります。



切断用の刃で肉厚な部分を切り取り、切削用の刃で削ります。
ハブを傷つけないように・・・。



薄くなったら、勝手にクラックが入ってくれて、抜けます。
今回は若干ハブも削っちゃいましたが、この程度はノープロブレムです(だと思ってます)


新しいハブベアリングにハブをプレスで圧入し、

ABSセンサー用のローターを圧入して、ナックルに組み込めば終了です。

プーラー壊れて購入した分をお代に上乗せできないのは仕方ないんですかね?(笑)