排気漏れ修理です。
パイプのつなぎ目が錆びて排気漏れはよくありますね。
磨いて錆を落とすとほとんどその部分がなくなるので、当て板溶接で修理です。
溶接部分の下地を出して、準備です。
マフラー製作時のステンレスパイプの端材を切り取って使います。
仮付して、何も考えずに半自動溶接でつけていきます。
調子に乗って溶接してると途中で穴が開きます(笑)
今回も2回ほど穴開けました(笑)
あと耐熱塗料をシュッと吹きかければ完成です。
穴あきを修正したりしたので、ビード幅が一定じゃないですね。
半自動溶接は難しいです。
アースとってトーチのスイッチを押すだけなので、割と誰でもできるイメージをもたれてる方多いかと思いますが、母材に溶け込ませてビード幅やビードの高さを一定に溶接するのはかなり難易度高いと思います。
同業者の方が半自動溶接で修理されたマフラーは電圧が低くて、溶け込まず、母材が溶け込まずに表面だけがくっ付いてる状態なのをよく見かけます。
ビードがキレイにならずに玉状になるのでわかりやすいですね。
きちんと溶接が溶け込んでないから排気漏れが止まらずに、マフラーパテで誤魔化したりしてるのも見かけます。
わたしもたまにマフラーパテで誤魔化したりしますけどね(笑)
今日は仮付以外は遮光面してたので、深夜に目の痛みに悩まされなくてよさそうです(笑)
半自動溶接は、気軽な反面、慣れると遮光面を使用しないで溶接する傾向になるので、目の溶接焼けには注意です。
トーチの先で溶接部分を影にして直接見ないようにしてても目はやられるものです。
あの苦しさは経験者じゃないとわかりませんね。
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