2016年8月11日木曜日

クラッチ交換

暑い日々が続きますね。
そんな中、クラッチ交換です。
お盆休みの宿題の一つなので、サクッと終わらせたいです。

エンジンルームはバッテリーを外し、作業スペースを確保しますが、いろいろな配線が後から追加されてて、バッテリー回りさわりたくないです(笑)


頑張ってバッテリーを外して、ミッションをミッションを降ろします。


北海道で走行してる車のほとんどは4WDになったイメージですが、80年代や90年代初頭に発売されたFFベースのフルタイム4WDのほとんどはミッションだけ降りず、エンジンとミッションを一緒に降ろしてから、エンジンミッションを分離という整備性の悪い車ばかりでしたが、90年代後半から、トランスファーを先に降ろせば、通常のFF車のミッション脱着とさほど変わらない車が増えましたね。
整備する側からすれば、楽になった反面、楽になった分工賃収入が減るという微妙な感じではありますが、時間がかからなくなった分、他のことができるということですね。



今回はエクセディの強化クラッチを使います。
Sメタルというヤツですね。















昔はダイキンクラッチって言ってましたね(笑)
純正クラッチや強化クラッチをOEM生産してるクラッチメーカーの大御所です。




きっちりセンター出し。
壊れたミッションをばらして、メンドラ(メーンドライブシャフト)を外しておくとセンター出しは楽です。
ツインプレートやトリプルプレートなどの多板クラッチも怖くないです(笑)

ミッションジャッキを使うと、微妙に角度とバランスが合わず、ミッションをお腹の上に載せて、人力で載せました。
汗だくです。
微妙に車の高さが高くてひざを使ったり、ノックピンや、メンドラがパイロットベアリングに入らなかったりと久々の一人で人力だけでのミッション載せ作業満喫しました。
力持ちではないので腕がプルプルしてました(笑)
そして、メタボなお腹を持ち合わせてたら、高さバッチリで楽だったのかな?なんて考えてみてたり・・・(笑)

ついで作業で依頼されたドライブシャフトブーツ交換。
破けてたわけではないですが、分割タイプのブーツがついてたので、どうせドライブシャフト外すならと・・・。


わたくしが、この業界に入ったころは分割タイプのブーツなんてありませんでしたから、ドライブシャフトを車から外してブーツ交換ばかりでした。
先輩方から、インナージョイントからバラして、インナージョイント側からアウターブーツを取り外して交換すると教わってましたので、そういうもんだと思ってやっておりましたが、わたくし横着なもので、いつのころからかアウタージョイントとシャフトを分離して、いんなジョイントには触らずに交換するようになりました。
インナージョイントから交換するのがいまだに定番なのか、アウターブーツのセットの中にはバンドが大小2個ずつ入ってますよね。


交換完了です。
ドライブシャフトブーツ交換は、汚いんですよね・・・。
グリスが飛び散ってたり、古いグリスをきれいにふき取って新しいグリスを注入とか手が場合によっては腕まで真っ黒になるので好きではありません(笑)

次はついでって言えばついでな作業だけどそうでもないようなショック交換です。




















今回はKYBのニューSRを使います。
ブーツ、アッパーマウントも新品交換でリフレッシュ。
フロントはバネ入れ替え終わりました。


っていういか、スプリングコンプレッサー、酷使しすぎて反り返ってますね。
ヤバい、買い替えかな??
最近はダウンサスに交換する人とか減ってるようなので、あまり使うことない工具ですが、バネを縮めてる最中に壊れたら怪我するので、近々に買い替えようと思います。














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