日産のFRベースのテンションロッドのブッシュ、オイルが封入されててますが、ブッシュがダメになると、オイリーな感じになりますよね。
そうなると、前後方向に動く量が無駄に増えるので、加減速でのトー変化が増えて、タイヤの変摩耗につながります。
90年代はテンションロッドブッシュ、ブッシュ単品の供給が純正部品であったと記憶してますが、テンションロッドAssyと価格差が少なくて、それなら圧入しないでAssy交換でいいんじゃね?ってなってました。
が、今回、テンションロッドのブッシュ単品で供給ナシでAssyのみとのことだったので、少し悩みました、左右交換したら部品代だけで3万円弱です。
予算があればピロテンションロッドへ交換もありですよね。
が、スポーツ走行をするわけでもなければ、北海道の冬道の融雪剤などでガタが発生しやすいピロボールの部品を取り付けるメリットもなければ、長さ調整式にすると、4輪アライメント調整しないと、キャスターの左右差で直進安定性に欠いたりするので、費用対効果は微妙ですよね。
ってことで、今回はニスモのブッシュを取り寄せました。
BNR32GT-R用の設定ですが、GTS-4にも使用可能とのことだったので、GTS-4とセフィーロの4WDはホイールベースが違うだけでシャシは同じとの認識だったので、イケると思ってました。
ブッシュが入荷し、車をお預かりし、テンションロッドを外し、何も考えずにテンションロッドブッシュをプレスで抜き取ってから動作が止まりました。
ブッシュはボロボロでしたが、
ブッシュの大きさが違う。
テンションロッドの品番を調べたら、A31の4WDとR32の4WDで品番違いました。
詰んだ、どうしよう?って思いましたが、冷静にノギスを取り出して計測します。
ブッシュの外径は同じ。ボルトが入る芯の長さも同じ。
イケると踏んで、長いブッシュを左右均等に入れれるように計測して、印をつけて
圧入します。
無事終了です。
いつもながらの適合車種に記載されてないけど、合うだろう的な見切り発車は少し自重しようと思った今日この頃でした。
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