点検したら、フロントのハブベアリングがガタガタでした。
フロントタイヤを回すとゴロゴロというかガリガリっていう感じです。
結構錆びてる車だったので、部品を注文してたら入荷が次の日になるとのことだったので、ドライブシャフトを外し、キャリパーを外し、ハブベアリングを固定してるボルト4本を緩めて、隙間から浸透剤をこれでもかってくらい吹きかけて、帰る前にも吹きかけて一晩放置しました。
毎回、ナックルからハブを外すのにかなりの体力を使うので、浸透剤吹きかけてから時間を置きたいんですよね。
働く車なので、納期が厳しいことが多いので、なかなかこうやって時間を使えないんですよね。
今回使用した浸透剤はこれです。
少し高いですが、ここぞという時に発揮してくれる・・・ような気がします(笑)
ブレーキ周りに付いたら、パーツクリーナーじゃ落ちないので、ヤスリで削り取ることが必要なんです。
そういうのも効いてるような気になるんですよね(笑)
ナックルは車に残したままハブだけ外します。
ボルト6本外して、ブレーキローターを外してからが本編です。
プーラーでハブを抜きます。
ハブが押し出されてくと安心します。
今回は、ハブをぬく過程で、ベアリングのローラーがバラバラと外れてきました。
ハブに残ったインナーレースはサンダーで切り込みを入れてマイナスドライバーを叩きこばクラックが入って簡単に抜けてきます。
あとは、新品のベアリングや、ABSのローター、リテーナーをプレスで圧入したら、ハブにローターを付けて、ハブをナックルに戻してドライブシャフトを付ければ終了です。
この作業の大半はナックルからハブを分離させることとベアリングからハブを抜くことなんですよね・・・。
そして、数日前にも同じ作業。
この時もガタがひどかったのですが、ベアリングからハブが抜けませんでした。
加熱しても何してもダメ。
プーラーを壊す前に別な方法を考えます。
ベアリングのアウターレースとインナーレースの一部を削り落とし、ローラーを強引に抜き取ります。
これでハブをプーラーで抜き取ります。
アウター側のベアリングがそのままハブに残り、ベアリングのアウターレースにインナーのベアリングのインナーレースが引っかかって、アウターのインナーレースだけ抜けました。
アウターとインナーと言葉が何度も出てきてわかりづらいですね(笑)
ハブに残ったベアリングは、リテーナーを壊して、ローラーを外してインナーレースだけにして、サンダーで切り込みを入れて外します。
かなりの時間と体力を使いました。
ハブベアリング交換時はハブも同時交換で提案すればこの作業は省略できるのですが、そうもいかないんですよね・・・。
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