RG型のステップワゴンが電動スライドドアが開かないとのことで入庫しました。
よくあるモーターやワイヤーのトラブルかと思い、症状を確認すると、3分の1くらい開いてから、ブザーが鳴って閉まってしまいます。
珍しい症状だったので、電動を解除して、手動でも試してみます。
手動でも同じくらいしか開きません。
よく観察すると、下のレールの部分に爪が起きてます。
ドアのヒンジが当たって開かなくなります。
爪を手で押し付けて開けると全部開きます。
原因はこれかととりあえず、ウェザーストリップをはがしてみます。
ワイヤーがつながってて、ワイヤーがリヤの内張りの中へ入って行ってるので、何も考えずに、サードシートを外して内張りを外します。
ワイヤーは給油口の方へつながっております。
とりあえず、給油口側を外してみました。
写真の中央左側の黒い筒状のものが給油口側へ差し込んでありました。
真ん中の突起を押すとスライドドアの謎のストッパーの爪が引っ込みます。
給油中などの給油口の蓋が空いてる時にスライドドアが開いてぶつかるのを防ぐ安全装置でした。
普通に動いてるのに、なんで?と思い観察すると、一か所折れてました。
何で折れたのがわかりませんが、角度によってはちゃんとワイヤーに力が伝わって正常な動作をしたり、ワイヤーが動かなかったりしたので、部品交換です。
部品交換して、無事直りました。
今回は助手席側でしたが、お客さんから運転席側もなったらいやだから一緒に交換してと言われましたが、給油口の蓋が開いてる時の安全装置で、運転席側には給油口はついてないから、この装置もついてないので、今回みたいなトラブルは大丈夫ですよって言ったら、納得されて笑っておられました。
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