20年以上前のランクル、エンジンは2L、2.4リッターのターボのモデルなのですが、普通に部品屋さんへ注文すると、センターパイプは在庫あったのですが、リヤマフラーが生産廃止!!
まぢかっ!?ってなりましたが、ないものは仕方ありません。
修理するしか選択肢はなくなりました。
排気漏れてなくて車検通ればいいんだくらいの溶接修理は、スペースがあればマフラーを取り外さず半自動溶接でチャチャッと直すのですが、新品も中古品もないので、耐久性のある修理をしなくてはと思い、マフラーを外します。
いろんなところに引っかかって抜けてこないので、重たい純正マフラーを知恵の輪するよりも、邪魔になりそうなものを外します。
リヤのプロペラシャフト、ラテラルロッドのフレーム側のボルトを取り外し、マフラーを抜きます。
いつもなら当て板を溶接して塞ぎますが、今回は、耐久性を持たせるため、マフラー製作に使う曲げパイプを使います。
曲げパイプを長さ合わせて切ってからこんな感じに2分割し、挟み込むことにしました。
錆びてる部分を切り落として新しいパイプを溶接も考えましたが、この重たいマフラーを何度も外したりつけたりして位置合わせをすることを考えたら効率的ではないのと、結局ほとんど作り直しになることが想定されたので最低限です。
TIG溶接でつけて終了です。
ステンレスになったので、ここの部分の耐久性はバッチリです。
今回はあまり溶接が美しくなかったので、写真はこれくらいで・・・(笑)
次はセンターパイプです。
つい最近も同じ作業をしたので、何も考えずにミッションにジャッキをかけて、ミッションマウントのボルトは外してミッションを下げます。
が、抜けません。
先日の作業はHZJ77のロングでしたが、ミッションを下げて、ミッション側へ引き抜いて取り外したのですが、今回はLJ71のショート。
ミッション側に抜ける気がしません。
ネットでHZJ77のセンターパイプの写真を検索して確認すると、フレームの外側曲がりからフランジまでの長さがショートの方が長いようです。
右リヤのタイヤの前の方へ抜けそうなのですが、サイドステップが微妙に邪魔して抜けてきません。
ボルトが折れそうだったので、触りたくありませんでしたが、どう考えてもサイドステップのブラケットを外せば抜けそうだったので、外します。
ボルトは抵抗感なく折れました(笑)
が、センターパイプは無事に抜けました。
フランジのところからの排気漏れでした。
センターパイプを取り付ける前に、折れたボルトの修正。
そして、元通りに組み付けて終了。
車検にも無事合格しました。
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