クーラント漏れのフィットの点検修理してました。
北海道の冬は、雪の上に駐車することが多いので、クーラント漏れやオイル漏れに気付きやすいので、軽症での修理が多いです。
クーラント漏れは気温が低いこともあり、夏季よりも致命傷になってない状況での入庫ばかりですよね。
オーバーヒートする前にヒーター効かなくなって死活問題ですから(笑)
そんなクーラント漏れの点検。
点検結果、ウォーターポンプからとウォーターポンプの裏からも。
ポンプのベアリングのシールではなく、シリンダーブロックの合わせ面からでした。
ホンダ車のウォーターポンプのパッキンがゴムのリングなので、古くなると漏れてくることあります。
パッキンだけではなく、ウォーターポンプもついでに交換することにしました。
そして、ウォーターポンプの裏の漏れは、パイプの接合部からなので、Oリングを交換することに。
18番のOリングが原因でした。
ぱっと見で、軽く考えて、ウォーターポンプ交換プラスアルファの工賃と部品代で見積もりを提示し、修理することに。
ウォーターポンプ交換だけなら、クーラントを抜きベルトを外して、アイドラプーリーとウォーターポンププーリーを外したら、ボルト5本外す作業です。
が、実際に作業するとなると、手が入らなくて、ボルトやホースにアクセスできなくて、悩みました。
セオリー通りならインマニとオルタネーター脱着だと思われます。
かと言って、インマニとオルタネーター脱着が必要になり作業しましたと、まともに工賃を請求すると、そんなかかるなら、車乗り換えたのにって言われそうだし、信用に関わるので、最低限の分解で頑張ります。
とりあえず、オルターネターとエアクリーナーボックスを外して、最低限のスペース確保し、作業をします。
オルタネーター脱着もセオリー通りだとインマニ外してかららしいですが、そんなことしなくても、EGRバルブ外せばなんとかなります。
ウォーターポンプはオルタネーター外してからだとボルトにアクセスしやすくて楽なことがわかりました(笑)
ハーネス固定してるボルトとパイプを外して、焼け石に水的なスペースを確保して、
あーーーとかうーーーとか言いながら、狭いところのパイプ固定されてるボルト緩めて、パイプ外します。
上記図の8番のホースを外せば漏れてる箇所だけ作業できるでしょとかそんな面倒なことはしません。一応外れるかな?って試しはしましたが、深追いはしません。
外れないので、Oリングを2つ取り寄せて、1本のパイプとして扱うことにして、まずヘッド側外します。
スペース確保のためにラジエターロアホースは抜いておきます。
そして、ウォーターポンプ側のパイプ抜きます。
両側抜けて、車外に抜き出そうとか考えません。
知恵の輪状態になるので無理しません。
この状態でOリング交換します。
Oリングを交換したら、Oリングに薄くグリースを塗るか浸透剤のスプレーを吹きかけるかして、滑りを良くして傷付かないようにして入れます。
濡らさないと痛いみが発生するのは、生物も機械物も一緒ですね(笑)
パイプが元に戻ったので、新しいウォーターポンプを取り付けて、分解した部品を元に戻します。
オルタネーターはエアコンのパイプ(ホース)やインマニに干渉しますが、強引で入ります。
オルタネーターの裏の配線はこの状態じゃないと脱着できません。
B端子の配線はゴムが邪魔でなかなか入りません(笑)
入ったら、長めのエクステンション使って、ナット締めたら、オルタネーター取り付けます。
外したEGRバルブ取り付ける前に、ベルトつけて、ベルト張っちゃいます。
手前の外した部品を取り付ける前に差し支えない奥を完結させるのは何事でも鉄則ですよね。
作業終了して、クーラント入れようとしたら、ジョッキに入ってた水が凍ってたので、作業中断するしかなくなりました(笑)
冬の北海道、水は放置しちゃいけないのを改めて思い知りました(笑)
クーラント入れてエンジンかけて、漏れが直ってるのを確認したかったけど、自然現象には敵いませんよね(笑)
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