110系のカローラの4WD、リヤデフから勢いよくオイル漏れしてたので、修理しました。
サイドシール交換ですが、サイドフランジのシールの当り面が摩耗してなければいいな・・・って思いながら分解します。
この車、車載状態でサイドフランジ抜けません。
リヤデフをおろします。
デフオイルを抜きとり、プロペラシャフトのボルト4本、ドライブシャフトのナット4個×2(左右)、デフマウント前後2本ずつのボルトで簡単におろせます。
が、北海道の車の敵は錆です(笑)
ボルトナットにスムーズにソケットやメガネレンチが入らないところが数か所ありました。
そして、デフのケースのボルトを外して、アルミの蓋をプラスチックハンマーで軽く叩いて衝撃を与えて外します。
デフが見えました。
当たり前ですが、LSDなんて入ってるわけではなくオープンデフですね(笑)
で、車載状態でできない理由は、車載状態ではメンバーが邪魔してデフケースを開けられないからなんです。
この状態にしたら、ラジオペンチなどを使って、サイドフランジの先についてるCリングを抜きます。
こんなリングがついてるんです。
アメ車みたいですよね。
やっとサイドフランジが外れました。
サイドフランジ摩耗してなくて一安心。
新しいシールを圧入して、逆の手順でサイドフランジを挿入して、ケースを脱脂し、液状ガスケットを使用して蓋を取り付け、乾いたらデフを載せてオイル入れて完成です。
実は、私、トヨタのこの世代のFFベースの4WDのリヤデフのサイドシール交換で過去にサイドフランジ壊したことがありまして・・・。
一般的なドライブシャフトやサイドフランジに使われてるCリングでついてると思い込んで、たまに固くて抜けづらい車もあるので、それだと思って、レバーで煽ったり大ハンマーで叩いたり、スライディングハンマーで引っ張ったりして、汗だくになってやっと外れたら、サイドフランジの先端が欠けてました(笑)
抜けないって思った時点で調べればよかったのに、何事も強引はよくないですね(笑)
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