車検で入庫の20年以上前のメルセデスベンツ、W124のEクラス、点検するとプロペラシャフトとミッションの接続部分に挟まってるダンパーにガタを発見。
コンパニオンプレートという名称の部品です。
ボルトのところの錆色がガタがあるのを物語ってますね。
マフラーの吊りゴムを外し、マフラーをフリーにしてから、ミッションにジャッキをかけてミッションマウントを外します。
マフラーに無理がかからないように、ボディに紐などで吊っておきましょう。
今回は、荷造り用のPPバンドを使ってドライブシャフトに吊りました。
ボルトを6本外せばコンパニオンプレートはフリーになります。
が、抜けてきません。
プロペラシャフトをデフ側に押し込んでも、外れそうで外れないんです。
そのまま、ミッションを下げれば外れます。
外れたら、ミッションマウントの上のボルトを外し、ついで作業のミッションマウントの交換です。
コンパニオンプレートが外れてる状態じゃないと、ナットが外せません。
新品のミッションマウントを取り付けたら、向きを間違わないように入れて、ミッションを上げてプロペラシャフトを引っ張ってボルトを入れて締めれば終了なのですが、引っ張っても縮めたプロペラシャフトが伸びてきません。
この時点で、足でオリャーって力を加えたりしても伸びてこなくて汗だくでした(笑)
力ずくで解決するのは、脳がない人がすることで、力のない私は知恵を使います。
って言ってもたいした知恵じゃないですけど・・・。
プロペラシャフトを覆ってる遮熱板を外して、プロペラシャフトのブーツをめくり、ブーツを傷つけないようにレバーであおって伸ばします。
あんな力ずくで汗だくになってたのがウソのようにあっさり伸びます(笑)
こんなの初めて、なんで?って若干テンパってたので写真はナシです(笑)
ボルトも新品にして、無事につきました。
ミッションマウントブラケットをマウントとのボルトを付けて、ボディにボルト止めしてジャッキを外し、マフラーの吊りゴムを戻して完成です。
いい感じでカロリー消費できました(笑)
そして、車検の持ち込み検査に運輸支局に行こうと思ったら、入庫時の点検時は問題のなかったナンバー灯が点いてないんです。
球切れかと思いましたが、トランクを開けると点くんです。
こういう変な動作をするときは、ほとんどアース不良が原因と長年の経験で察知します。
調べると配線が切れてました。
はんだ付けで修理します。
今は、外国車たくさん見かけますが、90年代以前は外車はよく壊れるって言われてましたよね。
90年代の外車はオイル漏れさえ気にしなければ意外と壊れないイメージなんですよ。
電子制御がち密になりだした2000年代の外車の方が、センサーやアクチュエーターの故障で動かなくなるとかのイメージが多いです。
私も以前はそうでしたが、日本車ばかり入庫する工場のメカニックの外車アレルギー、食わず嫌い感は残念ですよね。
当たりハズレはありますが、日本車も外国車と同じくらい壊れますからね。
最近の私は普段乗り日本車の選択肢はないです。
日本車を普段乗りに使うなら、S13系のシルビアがとかいいなって思う今日この頃。
ただ、スマートキーじゃない車はためらいます(笑)
2017年6月22日木曜日
2017年6月10日土曜日
200系ハイエース 1KD ウォーターポンプ交換
200系のハイエースのタイミングベルト交換ついでのウォーターポンプ交換の作業をしました。
作業するイメージではウォーターポンプ交換ついでのタイミングベルト交換ですよね(笑)
タイミングベルト交換だけなら30分かからないのに・・・。
仕事で使われてて走行距離が多めな車がほとんどな車種だからなのか、よくウォーターポンプは壊れるイメージなので、早め交換の予防整備です。
めんどくさいって嫌うメカニック多いですが、そこまででもないかと思います。
ランクル80のディーゼルのウォーターポンプ交換の方がよっぽど面倒な気がします。
運転席シートを外し、シート下のフロアを外して作業スペース確保します。
ベルト外す前に、ウォーターポンププーリーのボルト緩めるのを忘れずに。
エアコンコンプレッサーを外しますが、トヨタの修理書によると、ガスを抜くことになってますが、ガスなんて抜きません。
コンプレッサーの下のボルト、緩めれるのですが、スペースがなくて外せたとしても取り付けに困るのと、コンプレッサーが上に抜けてこないので、タービンからインタークーラーへと向かうパイプを外します。
ホースバンドを2か所緩めて、タイヤハウスから固定ボルトを外します
外すのはオルタネーターのB端子の上の10mmのボルト1本です。
パイプ外すと、スペースできるので楽勝です。
傷つかないようにタオルひいて、エアコンコンプレッサーが動かないようにシートの位置決めピン用の穴を利用してタイラップで引っ張ります。
エアコンコンプレッサーブラケットを外します。
アイドラプーリーを外し、オルタネーターの上のボルトを外し、下のボルトを緩めて動くようにしてから、ベルトテンショナーを外します。
ボルト2本はウォーターポンプと共締めになってますね。
この部品を取り外すのが無駄な時間な気がしつつも重要な作業です。
タイミングベルトを外し、クランプーリーを反時計回りに約90度回して、バルブとピストンと万が一干渉しないようにしてから、カムスプロケットを外して、タイミングベルトの裏のカバーを外したらやっとウォーターポンプ外せます。
カムスプロケット外したらキーの扱いに気を付けてください。
新品のポンプを付けたら、共締めになってるテンショナーを取り付けます。
そして、クランクを回し、上死点に合いマークを合わせて、タイミングベルトを取り付けてからオートテンショナーを取り付けます。
ベルトに合いマークがついてるので何も考えなくてもよくていいですね。
オートテンショナーを取り付けてピンを抜いたらクランクを2回転時計回りに回して、再度会いマークがあってるのを確認したら、カバーを付けます。
ハーネスやラジエーターアッパーホースが邪魔で外す時もですが、少し強引めにいっちゃいます。
そして、最後にエアコンコンプレッサー。
このボルトがパイプに干渉して抜けないのとパイプを少しまげてメガネがギリギリ入るくらいのスペースしかないので、この状態でコンプレッサーをボルトに力がかからない位置に持ち上げながら指で締めこみます。
エアラチェットやインパクトレンチで一気に行きたいタイプなので、意外とストレスなんですよね(笑)
コンプレッサーを取り付けたら、パイプを戻し、ベルトを取り付けて、クーラントを入れて、アイドリングしてクーラントのエア抜きをしてフロアとシートをつけて終了です。
標準作業時間は3.5時間らしいですが、気温低いと、水温上がるの遅くて、エア抜きに時間がかかってトータルで3時間半をちょっとオーバーでした。
エアコンのガスを抜いてたら、真空引きの時間まで考慮すると4時間ちょいですかね。
スペースの問題もありますが、もう少し簡単に交換できる構造にしてほしかったですね。
作業するイメージではウォーターポンプ交換ついでのタイミングベルト交換ですよね(笑)
タイミングベルト交換だけなら30分かからないのに・・・。
仕事で使われてて走行距離が多めな車がほとんどな車種だからなのか、よくウォーターポンプは壊れるイメージなので、早め交換の予防整備です。
めんどくさいって嫌うメカニック多いですが、そこまででもないかと思います。
ランクル80のディーゼルのウォーターポンプ交換の方がよっぽど面倒な気がします。
運転席シートを外し、シート下のフロアを外して作業スペース確保します。
ベルト外す前に、ウォーターポンププーリーのボルト緩めるのを忘れずに。
エアコンコンプレッサーを外しますが、トヨタの修理書によると、ガスを抜くことになってますが、ガスなんて抜きません。
コンプレッサーの下のボルト、緩めれるのですが、スペースがなくて外せたとしても取り付けに困るのと、コンプレッサーが上に抜けてこないので、タービンからインタークーラーへと向かうパイプを外します。
ホースバンドを2か所緩めて、タイヤハウスから固定ボルトを外します
外すのはオルタネーターのB端子の上の10mmのボルト1本です。
パイプ外すと、スペースできるので楽勝です。
傷つかないようにタオルひいて、エアコンコンプレッサーが動かないようにシートの位置決めピン用の穴を利用してタイラップで引っ張ります。
エアコンコンプレッサーブラケットを外します。
アイドラプーリーを外し、オルタネーターの上のボルトを外し、下のボルトを緩めて動くようにしてから、ベルトテンショナーを外します。
ボルト2本はウォーターポンプと共締めになってますね。
この部品を取り外すのが無駄な時間な気がしつつも重要な作業です。
タイミングベルトを外し、クランプーリーを反時計回りに約90度回して、バルブとピストンと万が一干渉しないようにしてから、カムスプロケットを外して、タイミングベルトの裏のカバーを外したらやっとウォーターポンプ外せます。
カムスプロケット外したらキーの扱いに気を付けてください。
新品のポンプを付けたら、共締めになってるテンショナーを取り付けます。
そして、クランクを回し、上死点に合いマークを合わせて、タイミングベルトを取り付けてからオートテンショナーを取り付けます。
ベルトに合いマークがついてるので何も考えなくてもよくていいですね。
オートテンショナーを取り付けてピンを抜いたらクランクを2回転時計回りに回して、再度会いマークがあってるのを確認したら、カバーを付けます。
ハーネスやラジエーターアッパーホースが邪魔で外す時もですが、少し強引めにいっちゃいます。
そして、最後にエアコンコンプレッサー。
このボルトがパイプに干渉して抜けないのとパイプを少しまげてメガネがギリギリ入るくらいのスペースしかないので、この状態でコンプレッサーをボルトに力がかからない位置に持ち上げながら指で締めこみます。
エアラチェットやインパクトレンチで一気に行きたいタイプなので、意外とストレスなんですよね(笑)
コンプレッサーを取り付けたら、パイプを戻し、ベルトを取り付けて、クーラントを入れて、アイドリングしてクーラントのエア抜きをしてフロアとシートをつけて終了です。
標準作業時間は3.5時間らしいですが、気温低いと、水温上がるの遅くて、エア抜きに時間がかかってトータルで3時間半をちょっとオーバーでした。
エアコンのガスを抜いてたら、真空引きの時間まで考慮すると4時間ちょいですかね。
スペースの問題もありますが、もう少し簡単に交換できる構造にしてほしかったですね。
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