コンパニオンプレートという名称の部品です。
ボルトのところの錆色がガタがあるのを物語ってますね。
マフラーの吊りゴムを外し、マフラーをフリーにしてから、ミッションにジャッキをかけてミッションマウントを外します。
マフラーに無理がかからないように、ボディに紐などで吊っておきましょう。
今回は、荷造り用のPPバンドを使ってドライブシャフトに吊りました。
ボルトを6本外せばコンパニオンプレートはフリーになります。
が、抜けてきません。
プロペラシャフトをデフ側に押し込んでも、外れそうで外れないんです。
そのまま、ミッションを下げれば外れます。
外れたら、ミッションマウントの上のボルトを外し、ついで作業のミッションマウントの交換です。
コンパニオンプレートが外れてる状態じゃないと、ナットが外せません。
新品のミッションマウントを取り付けたら、向きを間違わないように入れて、ミッションを上げてプロペラシャフトを引っ張ってボルトを入れて締めれば終了なのですが、引っ張っても縮めたプロペラシャフトが伸びてきません。
この時点で、足でオリャーって力を加えたりしても伸びてこなくて汗だくでした(笑)
力ずくで解決するのは、脳がない人がすることで、力のない私は知恵を使います。
って言ってもたいした知恵じゃないですけど・・・。
プロペラシャフトを覆ってる遮熱板を外して、プロペラシャフトのブーツをめくり、ブーツを傷つけないようにレバーであおって伸ばします。
あんな力ずくで汗だくになってたのがウソのようにあっさり伸びます(笑)
こんなの初めて、なんで?って若干テンパってたので写真はナシです(笑)
ボルトも新品にして、無事につきました。
ミッションマウントブラケットをマウントとのボルトを付けて、ボディにボルト止めしてジャッキを外し、マフラーの吊りゴムを戻して完成です。
そして、車検の持ち込み検査に運輸支局に行こうと思ったら、入庫時の点検時は問題のなかったナンバー灯が点いてないんです。
球切れかと思いましたが、トランクを開けると点くんです。
こういう変な動作をするときは、ほとんどアース不良が原因と長年の経験で察知します。
調べると配線が切れてました。
はんだ付けで修理します。
今は、外国車たくさん見かけますが、90年代以前は外車はよく壊れるって言われてましたよね。
90年代の外車はオイル漏れさえ気にしなければ意外と壊れないイメージなんですよ。
電子制御がち密になりだした2000年代の外車の方が、センサーやアクチュエーターの故障で動かなくなるとかのイメージが多いです。
私も以前はそうでしたが、日本車ばかり入庫する工場のメカニックの外車アレルギー、食わず嫌い感は残念ですよね。
当たりハズレはありますが、日本車も外国車と同じくらい壊れますからね。
最近の私は普段乗り日本車の選択肢はないです。
日本車を普段乗りに使うなら、S13系のシルビアがとかいいなって思う今日この頃。
ただ、スマートキーじゃない車はためらいます(笑)